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技術講座 一般・病理
尿中異型細胞からみた尿沈渣検査と尿細胞診検査—一般検査室と病理検査室の連携を考える
著者: 佐伯仁志1
所属機関: 1国立病院機構敦賀医療センター研究検査科
ページ範囲:P.498 - P.505
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●一般検査室において尿中の異型細胞および悪性細胞を検出することは,腎・泌尿器系腫瘍の早期発見と治療につながる.
●同じ尿検体であるが,一般検査室と病理検査室で実施している染色法が異なるため,それぞれの特徴を理解したうえでの判定が必要である.
●一般検査室と病理検査室が連携することで,より精度が担保された異型細胞の報告が可能である.
●一般検査室において尿中の異型細胞および悪性細胞を検出することは,腎・泌尿器系腫瘍の早期発見と治療につながる.
●同じ尿検体であるが,一般検査室と病理検査室で実施している染色法が異なるため,それぞれの特徴を理解したうえでの判定が必要である.
●一般検査室と病理検査室が連携することで,より精度が担保された異型細胞の報告が可能である.
参考文献
1)日本臨床衛生検査技師会尿沈渣検査法編集委員会:尿沈渣検査法2010.日本臨床衛生検査技師会,pp3-5,2011
2)水口國雄(監):スタンダード細胞診テキスト,第2版.医歯薬出版,pp16-18,2002
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