文献詳細
文献概要
技術講座 生理
肩関節の超音波検査
著者: 橋口直史1
所属機関: 1広島市立安佐市民病院整形外科・顕微鏡脊椎脊髄センター
ページ範囲:P.692 - P.699
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●運動器エコーは,簡便である点,動的評価ができる点が最大の特徴である.
●上腕二頭筋長頭腱(LHB)を描出する際は,結節間溝の向きと異方性に注意しなければならない.
●肩甲下筋腱,烏口上腕靱帯は被験者の腕を内外旋することで動的に評価する.
●棘上筋,棘下筋は腱板付着面(facet)と腱の位置関係をイメージしながら,プローブの向きを意識する.
●運動器エコーは,簡便である点,動的評価ができる点が最大の特徴である.
●上腕二頭筋長頭腱(LHB)を描出する際は,結節間溝の向きと異方性に注意しなければならない.
●肩甲下筋腱,烏口上腕靱帯は被験者の腕を内外旋することで動的に評価する.
●棘上筋,棘下筋は腱板付着面(facet)と腱の位置関係をイメージしながら,プローブの向きを意識する.
参考文献
1)宮武和馬:運動器領域の最新トピックス—進化し続ける運動器超音波診療.INNERVISION 33:24-26,2018
2)石崎一穂(編):これから始める運動器・関節エコー.メジカルビュー社,pp62-85,2015
3)皆川洋至:超音波でわかる運動器疾患.メジカルビュー社,pp152-170,2010
4)Minagawa H, Itoi E, Konno N, et al : Humeral attachment of the supraspinatus and infraspinatus tendons : an anatomic study. Arthroscopy 14:302-306,1998
5)Mochizuki T, Sugaya H, Uomizu M, et al : Humeral insertion of the supraspinatus and infraspinatus. New anatomical findings regarding the footprint of the rotator cuff. J Bone Joint Surg Am 90:962-969,2008
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