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文献詳細

雑誌文献

検査と技術48巻7号

2020年07月発行

文献概要

技術講座 生理

肩関節の超音波検査

著者: 橋口直史1

所属機関: 1広島市立安佐市民病院整形外科・顕微鏡脊椎脊髄センター

ページ範囲:P.692 - P.699

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Point

●運動器エコーは,簡便である点,動的評価ができる点が最大の特徴である.

●上腕二頭筋長頭腱(LHB)を描出する際は,結節間溝の向きと異方性に注意しなければならない.

●肩甲下筋腱,烏口上腕靱帯は被験者の腕を内外旋することで動的に評価する.

●棘上筋,棘下筋は腱板付着面(facet)と腱の位置関係をイメージしながら,プローブの向きを意識する.

参考文献

1)宮武和馬:運動器領域の最新トピックス—進化し続ける運動器超音波診療.INNERVISION 33:24-26,2018
2)石崎一穂(編):これから始める運動器・関節エコー.メジカルビュー社,pp62-85,2015
3)皆川洋至:超音波でわかる運動器疾患.メジカルビュー社,pp152-170,2010
4)Minagawa H, Itoi E, Konno N, et al : Humeral attachment of the supraspinatus and infraspinatus tendons : an anatomic study. Arthroscopy 14:302-306,1998
5)Mochizuki T, Sugaya H, Uomizu M, et al : Humeral insertion of the supraspinatus and infraspinatus. New anatomical findings regarding the footprint of the rotator cuff. J Bone Joint Surg Am 90:962-969,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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