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文献詳細

雑誌文献

検査と技術48巻9号

2020年09月発行

文献概要

増刊号 学会発表・論文執筆はもう怖くない! 臨床検査技師のための研究入門 3章 倫理は研究の大前提!

倫理審査委員会と研究計画書の書きかた

著者: 桝谷亮太1

所属機関: 1大阪医科大学附属病院中央検査部

ページ範囲:P.910 - P.916

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はじめに

 人を対象とした医学系研究を行うにあたって,必須となるのが倫理審査である.しかしながら,普段研究活動を行っていない臨床検査技師にとって倫理申請書類(研究計画書など)の書きかたや注意すべき点を学ぶ機会は少ないと思われる.

 本稿では,倫理審査の流れ,申請書類(研究計画書など)の内容,そしてどのようなときに倫理審査が必要になるかについて解説していきたい.なお,本稿は文部科学省および厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」1)(以下,倫理指針)の内容に沿って記述するが,倫理指針を含む各種のガイドラインは随時更新されるため,常に最新版を参考にされたい.

参考文献

1)文部科学省,厚生労働省:人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(平成29年2月28日一部改正)(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10600000-Daijinkanboukouseikagakuka/0000153339.pdf)(2020年5月20日アクセス)
2)笹栗俊之,池松秀之:臨床研究のための倫理審査ハンドブック.丸善出版,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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