文献詳細
文献概要
増刊号 学会発表・論文執筆はもう怖くない! 臨床検査技師のための研究入門 3章 倫理は研究の大前提!
倫理申請の必要がない研究
著者: 岡田光貴1
所属機関: 1京都橘大学健康科学部臨床検査学科
ページ範囲:P.917 - P.919
文献購入ページに移動はじめに
基本的に,人を対象とした研究はほとんどの場合,倫理申請が必要である.一方で,人を対象とした研究でも例外的に申請が不要なものがあり,また,実験動物や培養細胞を用いた研究に関しては倫理申請が不要である.これら倫理申請を不要とする研究について本稿で解説する.
基本的に,人を対象とした研究はほとんどの場合,倫理申請が必要である.一方で,人を対象とした研究でも例外的に申請が不要なものがあり,また,実験動物や培養細胞を用いた研究に関しては倫理申請が不要である.これら倫理申請を不要とする研究について本稿で解説する.
参考文献
1)文部科学省,厚生労働省:人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10600000-Daijinkanboukouseikagakuka/0000153339.pdf)(2020年5月20日アクセス)
2)シリーズ生命倫理学編集委員会,笹栗俊之,武藤香織(編):シリーズ生命倫理学 15 医学研究.丸善出版,2012
3)日本外科学会:症例報告を含む医学論文及び学会研究会発表における患者プライバシー保護に関する指針(https://www.jssoc.or.jp/other/info/privacy.html)(2020年5月20日アクセス)
4)神里彩子,武藤香織(編):医学・生命科学の研究倫理ハンドブック.東京大学出版会,2015
5)鍵山直子,水島友子:動物実験研究者必見 動物実験の倫理指針と苦痛度評価.日薬理誌 141:141-149,2013
6)遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=415AC0000000097)(2020年5月20日アクセス)
掲載誌情報