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増刊号 学会発表・論文執筆はもう怖くない! 臨床検査技師のための研究入門 6章 論文執筆のアドバイス
Referenceの重要性
著者: 大沼健一郎1
所属機関: 1神戸大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.996 - P.1000
文献購入ページに移動研究により得られた新知見を論文にまとめる際,背景(Introduction),材料と方法(Materials and Methods)および考察(Discussion)の各項において,自身が得た研究成果に加え,他者が先行して発表したデータや研究成果に言及することが必要不可欠である.“自分の説のよりどころとして他の文章や事例または古人の語を引くこと”を“引用(Citation)”と言い,論文作成時には引用したデータの一覧を“参考文献(Reference)”として文末にリストとして明示する.すなわち,Referenceとは自身が発表する研究論文の新規性・独創性・信頼性を明確にするだけでなく,読者に対する正確な書誌情報の提供を担う役割をもち,論文を執筆するうえで重要な項目である.
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