文献詳細
文献概要
技術講座 輸血 シリーズ 輸血検査の進め方と対応・1
血液型検査
著者: 清川知子1
所属機関: 1大阪大学医学部附属病院輸血部
ページ範囲:P.32 - P.39
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●ABO血液型は,オモテ検査とウラ検査の両方を必ず実施しましょう.
●輸血前の血液型検査は採血時の取り違えによる輸血過誤を防止するため,異なる時点で採取した2つの検体で血液型検査を実施し,結果が同じであることを確認する必要があります.
●溶血性輸血反応が起こらない血液製剤を選択しましょう.
●ABO血液型は,オモテ検査とウラ検査の両方を必ず実施しましょう.
●輸血前の血液型検査は採血時の取り違えによる輸血過誤を防止するため,異なる時点で採取した2つの検体で血液型検査を実施し,結果が同じであることを確認する必要があります.
●溶血性輸血反応が起こらない血液製剤を選択しましょう.
参考文献
1)厚生労働省医薬食品局血液対策課:輸血療法の実施に関する指針(改訂版),2005(2020年一部改正)
1)奥田誠,石丸健,内川誠,他:赤血球型検査(赤血球系検査)ガイドライン(改訂2版).日輸血細胞治療会誌 62:651-663,2016
2)日本輸血・細胞治療学会輸血検査技術講習委員会:輸血のための検査マニュアル Ver.1.3.1,2017
3)認定輸血検査技師制度協議会カリキュラム委員会(編):スタンダード輸血検査テキスト,第3版.医歯薬出版,2017
4)日本臨床衛生検査技師会(監):輸血・移植検査技術教本.丸善出版,2016
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