文献詳細
文献概要
技術講座 生化学
生化学自動分析装置における反応タイムコースの活用
著者: 藤本一満1
所属機関: 1倉敷芸術科学大学生命科学部生命医科学科
ページ範囲:P.1234 - P.1239
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●反応タイムコースは分析中の反応状態を吸光度変化として捉えることができ,異常反応検出に役立ちます.
●反応タイムコームを活用するには,各項目の正常な反応タイムコースを覚えておくことが重要となります.
●反応タイムコースで検出できる異常反応には,検体由来,装置由来,試薬由来,メンテナンス由来などがあります.
●反応タイムコースで異常反応を検出できる仕組みを自動分析装置に設定し,正確な値を出せる方法を構築しておくことが大事です.
●反応タイムコースは分析中の反応状態を吸光度変化として捉えることができ,異常反応検出に役立ちます.
●反応タイムコームを活用するには,各項目の正常な反応タイムコースを覚えておくことが重要となります.
●反応タイムコースで検出できる異常反応には,検体由来,装置由来,試薬由来,メンテナンス由来などがあります.
●反応タイムコースで異常反応を検出できる仕組みを自動分析装置に設定し,正確な値を出せる方法を構築しておくことが大事です.
参考文献
1)藤本一満:自動分析装置における反応タイムコースの基礎と活用事例 1.タイムコースの概要.医療検査と自動化 45(suppl 1):10-13,2020
2)藤本一満:生化学自動分析装置の反応タイムコースを使いこなす.Med Technol 49:56-63,2021
3)藤本一満:BM装置のサブ条件を用いた異常反応検出.医療と検機器・試薬 39:589-593.2016
4)春田昭一:自動分析装置における反応タイムコースの基礎と活用事例 3.臨床検査現場(ユーザー)におけるタイムコース活用事例 2)装置由来事例 事例14)γGT試薬分注(キヤノンメディカルシステムズ).医療検査と自動化 45(suppl 1):104-105,2020
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