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文献概要
技術講座 生理 シリーズ 小児領域における超音波検査の活用・1
腹部
著者: 市橋光1
所属機関: 1自治医科大学附属さいたま医療センター小児科
ページ範囲:P.1256 - P.1260
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●超音波検査は放射線被ばくや鎮静のリスクがなく,小児にとって有用であり,第一選択の画像診断です.
●検査は,小型で高周波数の小児用プローブを用いて行います.
●検査中の子どもの安静が保てるよう,空腹にさせない,DVDを見せる,保護者に付いてもらうなどの工夫が必要です.
●頻度の高い疾患の好発年齢や症状,典型的な画像と比較すべき正常像の知識は必要です.
●超音波検査は放射線被ばくや鎮静のリスクがなく,小児にとって有用であり,第一選択の画像診断です.
●検査は,小型で高周波数の小児用プローブを用いて行います.
●検査中の子どもの安静が保てるよう,空腹にさせない,DVDを見せる,保護者に付いてもらうなどの工夫が必要です.
●頻度の高い疾患の好発年齢や症状,典型的な画像と比較すべき正常像の知識は必要です.
参考文献
1)市橋光,野中航仁:小児超音波検査のみかた,考えかた.中外医学社,2017
2)Holt S, Samuel E : Multiple concentric ring sign in the ultrasonographic diagnosis of intussusception. Gastrointest Radiol 3:307-309,1978
3)del-Pozo G, Albillos JC, Tejedor D : Intussusception: US findings with pathologic correlation--the crescent-in-doughnut sign. Radiology 199:688-692,1996
4)Anderson DR : The pseudokidney sign. Radiology 211:395-397,1999
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