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EBERなどの遺伝子検査について,ISHの判定の仕方を教えてください.
著者: 金子伸行1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院病理部
ページ範囲:P.1364 - P.1366
文献購入ページに移動A ISH(in situ hybridization)は,組織や細胞内の標的とするDNAやmRNA(messenger RNA)をその組織や細胞中で可視化する方法です.遺伝子増幅や染色体転座検出,染色体数の判定などさまざまな遺伝子検査に用いられています.可視化する方法として,放射性同位元素で標識する方法や蛍光色素を標識するFISH(fluorescence in situ hybridization)法,免疫組織化学的検出(ペルオキシダーゼ,アルカリフォスファターゼなど)を用い色素で発色させる色素法〔CISH(chromogenic in situ hybridization)法〕などがあります.
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