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文献詳細

雑誌文献

検査と技術49巻4号

2021年04月発行

FOCUS

ゲノム医療関連資格と臨床検査技師

著者: 服部光1

所属機関: 1名古屋大学医学部附属病院医療技術部臨床検査部門

ページ範囲:P.470 - P.473

文献概要

はじめに

 近年,遺伝子検査分野は次世代シークエンサー(next generation sequencer:NGS)の開発により急速に進歩を遂げた.そして2017年には2つのがん遺伝子パネル検査が保険適用され,多数の遺伝子を一度に解析し,その結果をもとに診断や患者個々人に合った治療を行う,いわゆる“ゲノム医療”の時代が幕を開けた.そのような時代背景のなかで,われわれ臨床検査技師のゲノム医療への参画は声高に叫ばれているものの,そのキャリアパスについては不明瞭なままである.そこで,臨床検査技師が取得可能なゲノム医療関連資格と,取得後の臨床現場での活躍についても紹介する.

参考文献

1)厚生労働省:がんゲノム医療中核拠点病院等の指定要件について,2019
2)Densen P : Challenges and opportunities facing medical education. Trans Am Clin Climatol Assoc 122:48-58,2011
3)厚生労働省:医療法改正等の経緯と検体検査の精度の確保に係る基準について(https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000402691.pdf)(2020年12月24日アクセス)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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