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文献詳細

雑誌文献

検査と技術49巻4号

2021年04月発行

文献概要

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あとがき・次号予告 フリーアクセス

著者: 矢冨裕

所属機関:

ページ範囲:P.540 - P.540

 現在,2月の上旬に,このあとがきを書かせていただいております.ほぼ半年に1回執筆の順番が回ってきますが,私は,前々回は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第一波,前回はその第二波,そして,今回はその第三波に加え,変異株の出現が心配される状況下で,それぞれ執筆させていただくことになりました.本当にこの1年,世界中がCOVID-19に翻弄されたといえます.

 あらためて,新興感染症の恐ろしさ,これを制御することの難しさが示されたわけですが,それでも,科学的データに基づき,理性的な行動を実践することにより,この感染症をコントロールしうることもわかってきたと思います.そして,この“科学”的データを出すうえで,臨床検査の結果が何より重要であることも広く理解されることとなりました.ぜひ,読者の皆さまにおかれましては,臨床検査の重要性を再認識していただき,その立派な担い手を目指していただければと思います(当たり前のことで申し訳ありません).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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