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病気のはなし
感染性心内膜炎
著者: 仲松正司1
所属機関: 1琉球大学病院感染対策室/感染症内科/第一内科
ページ範囲:P.544 - P.548
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●感染性心内膜炎は,心臓の内腔を覆う内膜表面に生じる感染症で,通常は弁の表面に生じることが多い.
●代表的な原因微生物は黄色ブドウ球菌,緑色レンサ球菌,腸球菌である.
●診断では修正Duke基準(modified Duke Criteria)が用いられる.
●患者背景(自然弁か人工弁か),原因微生物により標準的な治療薬や治療期間が定められている.原因微生物を同定することが非常に重要である.
●外科的治療の必要性を検討する.
●感染性心内膜炎は,心臓の内腔を覆う内膜表面に生じる感染症で,通常は弁の表面に生じることが多い.
●代表的な原因微生物は黄色ブドウ球菌,緑色レンサ球菌,腸球菌である.
●診断では修正Duke基準(modified Duke Criteria)が用いられる.
●患者背景(自然弁か人工弁か),原因微生物により標準的な治療薬や治療期間が定められている.原因微生物を同定することが非常に重要である.
●外科的治療の必要性を検討する.
参考文献
1)日本心臓財団:感染性心内膜炎の予防.ハートニュース,2004(https://www.jhf.or.jp/publish/heartnews/vol47.html)(2021年1月6日アクセス)
2)Li JS, Sexton DJ, Mick N, et al : Proposed modifications to the Duke criteria for the diagnosis of infective endocarditis. Clin Infect Dis 30:633-638,2000
3)日本循環器学会,日本心臓病学会,日本心エコー図学会,他:感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2017年改訂版)(https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2017_nakatani_h.pdf)(2021年1月6日アクセス)
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