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技術講座 微生物
これから始めるリアルタイムRT-PCR—新型コロナウイルスの検出方法を例に
著者: 中村彰宏1
所属機関: 1天理医療大学医療学部臨床検査学科
ページ範囲:P.664 - P.670
文献購入ページに移動●遺伝子検査は従来のculture-based methodでは捉えきれない感染症病原体の検出において大変有用である.
●RNAはDNAに比べて不安定であるため,検査実施時はRNaseの混入を防止することを常に意識して操作する.
●リアルタイムRT-PCRにおいて内部コントロール不良や非特異反応を生じた場合は,スピンカラム法によるRNA抽出やシークエンス解析の実施を考慮する.
●遺伝子検査においては内部精度管理が極めて重要であり,内部コントロール,陽性コントロールおよび陰性コントロールの反応を必ずチェックする.
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