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文献詳細

雑誌文献

検査と技術49巻6号

2021年06月発行

文献概要

Q&A 読者質問箱

新規臨床検査項目や,いままで外注していた検査項目を院内導入する場合,どのような基準で決めていますか?

著者: 繁正志1

所属機関: 1大阪医科薬科大学病院中央検査部

ページ範囲:P.691 - P.693

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Q 新規臨床検査項目や,いままで外注していた検査項目を院内導入する場合,どのような基準で決めていますか?

A 臨床検査は,病気の診断から治療方針の決定,経過観察や重症度の判定など多岐にわたって利用され,毎年多くの新規臨床検査項目が上市されています.その一方で,院内採用項目については,標準的な臨床検査項目が多いのが現状です.新たに検査項目を院内導入する基準は明確とはいえず,少人数で検査室運営を行っている施設ではどのように区分するか悩む点であると思います.そこで,この具体的な区分方法について,一般的にどのような基準で院内導入を検討されるか,筆者の経験から解説します.

参考文献

1)日本循環器学会,日本冠疾患学会,日本胸部外科学会,他:急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版)(https://www.j-circ.or.jp/old/guideline/pdf/JCS2018_kimura.pdf)(2021年3月4日アクセス)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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