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文献詳細

雑誌文献

検査と技術49巻7号

2021年07月発行

文献概要

技術講座 微生物

感染症診断に役立つ染色法

著者: 里村秀行1

所属機関: 1千葉県救急医療センター

ページ範囲:P.792 - P.799

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Point

●目的に合わせて無染色や他の染色を組み合わせることで効率的に病原微生物の同定につなげることができます.

●無染色での微生物の動きを観察することで有用な情報を得ることができます.

●微生物検査での知識の他,標本上の細胞成分などの背景を観察することでより有用な情報を得ることができます.

参考文献

1)佐藤友隆:KOH直接鏡検法.JIM 24:405-409,2014
2)増田剛太:感染症の話 アメーバ赤痢とは.IDWR 30号,2002
3)中村彰宏:簡易迅速染色液ディフ・クイックの微生物分野への応用.Sysmex Journal Web 10,2009(https://www.sysmex.co.jp/products_solutions/library/journal/vol10_no2/bfvlfm000000d0id-att/2009_Vol10_2_12.pdf)(2021年1月28日アクセス)
4)佐々木雅一:ニューモシスチス・イェロヴェチ.微生物プラチナアトラス,メディカル・サイエンス・インターナショナル,pp211-212,2018
5)国立感染症研究所:病原体検出マニュアル マラリア.2012年7月版(https://www.niid.go.jp/niid/images/lab-manual/malaria.pdf)(2021年1月28日アクセス)
6)坂本穆彦:細胞診を学ぶ人のために,第6版.医学書院,2019
7)堤寛:感染症病理アトラス.文光堂,2017
8)布施恒和:グロコット染色.検と技 29:768-772,2001
9)渋谷和俊,田口勝二:真菌症の迅速診断—細胞診による真菌症診断の問題点と有用性.日医真菌会誌 33:461-471,1992

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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