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スポーツドクターが用いる運動器エコーの実際
著者: 岩本航1 加藤拓也1
所属機関: 1江戸川病院スポーツ医学科
ページ範囲:P.860 - P.863
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スポーツドクターが選手にかかわる場所は,医療機関以外にも試合会場や練習場,合宿地や宿泊先など多岐にわたる.近年,携帯性に優れた超音波診断装置(エコー)が開発され,場所を問わず使用が可能になったことで,スポーツ現場にエコーを持ち込むドクターが増えている.現場ですぐに画像評価が行えることは,大きなメリットである.医療機関でも,スポーツドクターがエコーを使う意義は大きい.本稿ではスポーツドクターがどのように運動器エコーを用いているのか,自験例を中心に紹介させていただく.
スポーツドクターが選手にかかわる場所は,医療機関以外にも試合会場や練習場,合宿地や宿泊先など多岐にわたる.近年,携帯性に優れた超音波診断装置(エコー)が開発され,場所を問わず使用が可能になったことで,スポーツ現場にエコーを持ち込むドクターが増えている.現場ですぐに画像評価が行えることは,大きなメリットである.医療機関でも,スポーツドクターがエコーを使う意義は大きい.本稿ではスポーツドクターがどのように運動器エコーを用いているのか,自験例を中心に紹介させていただく.
参考文献
1)服部惣一,高田知史,大内洋:スポーツ現場で必要な超音波画像の描出方法と読影ポイント.Orthopaedics 32:127-134,2019
2)松本秀男,大谷俊郎(監),橋本健史(編):スポーツエコー診療.超音波ガイド下インターベンション.南山堂,pp26-34,2017
3)木村裕明,黒沢理人,小林只:エコーガイド下Fascia ハイドロリリースを実践するための基本.臨スポーツ医 37:192-201,2020
4)岩本航:整形外科診療における注射(注入)療法のコツ スポーツ障害に対する超音波ガイド下ハイドロリリース.Orthopaedics 33:145-153,2020
5)山川潤,山崎哲也:野球におけるメディカルチェック.臨スポーツ医 33:494-498,2016
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