icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術49巻8号

2021年08月発行

トピックス

スポーツドクターが用いる運動器エコーの実際

著者: 岩本航1 加藤拓也1

所属機関: 1江戸川病院スポーツ医学科

ページ範囲:P.860 - P.863

文献概要

はじめに

 スポーツドクターが選手にかかわる場所は,医療機関以外にも試合会場や練習場,合宿地や宿泊先など多岐にわたる.近年,携帯性に優れた超音波診断装置(エコー)が開発され,場所を問わず使用が可能になったことで,スポーツ現場にエコーを持ち込むドクターが増えている.現場ですぐに画像評価が行えることは,大きなメリットである.医療機関でも,スポーツドクターがエコーを使う意義は大きい.本稿ではスポーツドクターがどのように運動器エコーを用いているのか,自験例を中心に紹介させていただく.

参考文献

1)服部惣一,高田知史,大内洋:スポーツ現場で必要な超音波画像の描出方法と読影ポイント.Orthopaedics 32:127-134,2019
2)松本秀男,大谷俊郎(監),橋本健史(編):スポーツエコー診療.超音波ガイド下インターベンション.南山堂,pp26-34,2017
3)木村裕明,黒沢理人,小林只:エコーガイド下Fascia ハイドロリリースを実践するための基本.臨スポーツ医 37:192-201,2020
4)岩本航:整形外科診療における注射(注入)療法のコツ スポーツ障害に対する超音波ガイド下ハイドロリリース.Orthopaedics 33:145-153,2020
5)山川潤,山崎哲也:野球におけるメディカルチェック.臨スポーツ医 33:494-498,2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら