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文献詳細

雑誌文献

検査と技術49巻9号

2021年09月発行

文献概要

増刊号 病態別 腹部エコーの観察・記録・報告書作成マスター Ⅱ 主要疾患別の撮り方および報告書記載 脾疾患

びまん性疾患,腫瘤性病変

著者: 中谷穏1

所属機関: 1国立病院機構東京医療センター臨床検査科

ページ範囲:P.1038 - P.1044

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代表疾患

 脾に認められる病変としては,脾腫〔肝硬変,門脈圧亢進症,感染症,サルコイドーシスなどの炎症性疾患,白血病,溶血性貧血,ゴーシェ(Gaucher)病などの先天性疾患など〕,嚢胞,梗塞,膿瘍,リンパ管腫,血管腫,過誤種,血管筋肉種,悪性リンパ腫,転移性腫瘍などが挙げられる(表1)1)

参考文献

1)辻本文雄:脾.辻本文雄,松原馨,井田正博:腹部超音波テキスト 上・下腹部 改訂第3版(Atlas Series超音波編).ベクトル・コア,pp70-81,2015
2)関根智紀:脾臓.日本超音波検査学会(監),関根智紀,南里和秀(編):日超検 腹部超音波テキスト 第2版.医歯薬出版,pp135-146,2014
3)Warren S, Davis AH : Studies on tumor metastasis:Ⅴ. The metastases of carcinoma to the spleen. Cancer Res 21:517-533,1934

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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