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文献詳細

雑誌文献

検査と技術5巻1号

1977年01月発行

文献概要

測定法の基礎理論 なぜこうなるの?

細菌の栄養原・3—タンパクの代謝とタンパク反応

著者: 坂崎利一1

所属機関: 1国立予防術生研究所細菌第一部

ページ範囲:P.21 - P.24

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1.タンパクの分解
 タンパクは各種のアミノ酸の結合した高分子の物質で,各アミノ酸はその-NH2基と,隣接するアミノ酸の-COOHとで結合している.これをペプチド結合といい(図1),数個のアミノ酸の結合物をポリペプチドという.
 細菌はタンパクおよびポリペプチドのような高分子の物質はとりいれることができず,それらを栄養として利用するには,まず分解酵素によって,細胞壁を通過できる大きさの分子すなわちアミノ酸にまで分解しなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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