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組織切片における真菌検出のための陽性コントロール
著者: 河合式子1 河合忠1
所属機関: 1自治医大臨床病理
ページ範囲:P.25 - P.26
文献購入ページに移動 凍結乾燥されたHistoplasma capsulatum,Coccidioides immitis,Blastomyces dermatitidis及びAspergillus fumigatusを再溶解し,平等に分散し,細菌学用白金耳とアルコール洗浄したスライドを用いて塗抹標本を作成する.塗抹標本を15分間空気乾燥し,濃厚ホルマリン蒸気中で30分間固定し,10%緩衝ホルマリン液で1時間固定した後に室温にて保存する.これらの標本を,組織切片中に検出された真菌の確認に推奨されているGrocott染色のための陽性コントロールとして用いる.
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