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技術講座 生化学
文献概要
血清鉄はβグロブリン中のトランスフェリンと結合して存在し,通常血清ではトランスフェリンの1/3が鉄と結合し,残りは遊離型で鉄との結合力を有する.トランスフェリンの総量を総鉄結合能(Total Iron-Binding Capacity;TIBC),遊離トランスフェリン量を不飽和鉄結合能(Unsaturated Iron-Binding Capacity;UIBC)と言い,血清鉄+UIBC=TIBCの関係にある.
血清銅はその約90%がα2グロブリン中の銅タンパク(セルロプラスミン)の形で存在する.
血清銅はその約90%がα2グロブリン中の銅タンパク(セルロプラスミン)の形で存在する.
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