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文献詳細

雑誌文献

検査と技術5巻1号

1977年01月発行

技術講座 生化学

Fe,Cu

著者: 溝口香代子1

所属機関: 1慶応病院中検

ページ範囲:P.29 - P.33

文献概要

 血清鉄はβグロブリン中のトランスフェリンと結合して存在し,通常血清ではトランスフェリンの1/3が鉄と結合し,残りは遊離型で鉄との結合力を有する.トランスフェリンの総量を総鉄結合能(Total Iron-Binding Capacity;TIBC),遊離トランスフェリン量を不飽和鉄結合能(Unsaturated Iron-Binding Capacity;UIBC)と言い,血清鉄+UIBC=TIBCの関係にある.
 血清銅はその約90%がα2グロブリン中の銅タンパク(セルロプラスミン)の形で存在する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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