icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術5巻1号

1977年01月発行

文献概要

技術講座 生理

電気生理検査・6—脈波

著者: 清水加代子1

所属機関: 1東北大医療短大

ページ範囲:P.40 - P.43

文献購入ページに移動
 通常脈波というと動脈波を指し,大動脈から細動脈に至る動脈波を意味する.脈波は大きく圧脈波と容積脈波とに分けられるが,一般に脈波というと末梢動脈の容積脈波を指す場合が多い.一方静脈系の波は,静脈波と呼ばれ狭義の脈波と区別されるが,ここでは脈波を広義に解して指尖容積脈波を中心に,頸動脈波,頸静脈波,更に心尖拍動波の概要について触れる.
 頸動脈波,頸静脈波,心尖拍動波などの機械的振動を心音図や心電図と組み合わせて記録したものを心機図(MCG;mechanocardiography)と呼ぶこともある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら