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文献詳細

雑誌文献

検査と技術5巻1号

1977年01月発行

文献概要

技術講座 一般

便の検査・1—潜血反応

著者: 川畑貞美1

所属機関: 1順大病院中検

ページ範囲:P.44 - P.46

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 糞便の化学検査のうち日常最も頻繁に行われる検査項目が潜血反応である.潜血反応陽性は消化管出血の最も有力な検査所見であり,糞便検査には欠くことができない.しかし多くの非特異的反応があり,これらを完全に取り除いて検査を行うことが非常に大切である.潜血反応に当たっての一般的注意事項を下に示す.
 (1)検査3日前より無潜血食をとらせる.偽陽性の原因となる食品には肉類,鶏卵,貝類,乾魚,カマボコ,チクワ,牛乳,生野菜がある.ただしごく少量では影響がないが,下痢,低酸症の時は陽性となるので注意すること.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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