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文献詳細

雑誌文献

検査と技術5巻11号

1977年11月発行

文献概要

知っておきたい検査機器

トロンボエラストグラフ

著者: 中嶋孝之1

所属機関: 1慈恵医大病院中検

ページ範囲:P.827 - P.828

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 Thrombelastograph(TEG)はHartertが1948年考案したもので,血液凝固内因系の第1相から第4相までの過程(生成分解)を経時的に記録する装置である.操作は簡単であり,生体内での血液凝固に近い状態で血液凝固異常を約1〜2時間で把握できる点で優れている.この機器は臨床的に広く応用されており血友病,血小板減少症,線溶亢進,凝固促進状態,種々の抗凝固剤治療の効果判定に用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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