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文献詳細

雑誌文献

検査と技術5巻3号

1977年03月発行

文献概要

測定法の基礎理論 なぜこうなるの?

酵素を用いた生体成分の分析

著者: 岡村研太郎1

所属機関: 1兵庫県立尼崎病院研究検査部

ページ範囲:P.171 - P.174

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 臨床化学検査の分野で酵素というと,まず体液中の酵素活性の測定を想い起こすほど,酵素活性測定は病気との関連で重要な地位を占めている.ところが数年前から酵素的測定(Enzymatic analysis)という言葉が現れ,酵素活性測定をも含めて,生体成分の測定に盛んに酵素が使われだした.ごく最近になると,固定化酵素(Immobilized enzyme)とか酵素免疫測定(Enzyme Immobilized)といった言葉も現れてきた,これらは言葉は違っているが,いずれも酵素を分析の道具として利用しようとする考え方では共通している.今回はこうした酵素を用いる分析について考えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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