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技術講座 血清
免疫電気泳動法
著者: 山岸安子1
所属機関: 1自治医大臨床病理
ページ範囲:P.191 - P.195
文献購入ページに移動 免疫電気泳動法はGrabar and Williams によって1953年に開発されて以来,現在では日常検査に広く使用され,血清タンパク成分の追跡に欠かすことのできない検査法の一つとなった.免疫電気泳動法は手技は比較的簡単でだれにでも容易に実施できるが,得られた沈降線の判読及び同定にかなりの習熟と経験を必要とし,また泳動像の臨床的意義に関しては我々技師に十分な専門知識が要求される.
そこで,今回は免疫電気泳動法の手技ならびに沈降線の判読を中心にふれてみたい.
そこで,今回は免疫電気泳動法の手技ならびに沈降線の判読を中心にふれてみたい.
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