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RAST
著者: 𠮷野二男1
所属機関: 1神奈川県立衛生短大
ページ範囲:P.204 - P.204
文献購入ページに移動 アレルギーを起こすレアギン性抗体の検査は,今まで生体を応用した皮膚反応や誘発テストなどを用いて調べていた.
これを試験管内で行う方法として,1967年にWideらは抗原液をセファデックス粒子に結合させ,それと被検血清とをインキュベーションした後標識IgEと混ぜて,更にインキュベーションした後結合した放射線量を測り,特定のレアギン性抗体を測る方法を発表した.RadioAllergosorbent Test,RASTと略し,アールエーエスティー,またはラーストと発音する.既に外国ではキットが作られているので,日本にもやがて入ってくるであろうし,これによりレアギン性抗体の検査も簡単になるかと思われる.
これを試験管内で行う方法として,1967年にWideらは抗原液をセファデックス粒子に結合させ,それと被検血清とをインキュベーションした後標識IgEと混ぜて,更にインキュベーションした後結合した放射線量を測り,特定のレアギン性抗体を測る方法を発表した.RadioAllergosorbent Test,RASTと略し,アールエーエスティー,またはラーストと発音する.既に外国ではキットが作られているので,日本にもやがて入ってくるであろうし,これによりレアギン性抗体の検査も簡単になるかと思われる.
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