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文献詳細

雑誌文献

検査と技術5巻3号

1977年03月発行

文献概要

国内文献紹介

RAST

著者: 𠮷野二男1

所属機関: 1神奈川県立衛生短大

ページ範囲:P.204 - P.204

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 アレルギーを起こすレアギン性抗体の検査は,今まで生体を応用した皮膚反応や誘発テストなどを用いて調べていた.
 これを試験管内で行う方法として,1967年にWideらは抗原液をセファデックス粒子に結合させ,それと被検血清とをインキュベーションした後標識IgEと混ぜて,更にインキュベーションした後結合した放射線量を測り,特定のレアギン性抗体を測る方法を発表した.RadioAllergosorbent Test,RASTと略し,アールエーエスティー,またはラーストと発音する.既に外国ではキットが作られているので,日本にもやがて入ってくるであろうし,これによりレアギン性抗体の検査も簡単になるかと思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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