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技術講座 一般
髄液・穿刺液の検査
著者: 真重文子1
所属機関: 1東大病院中検
ページ範囲:P.205 - P.208
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髄液は脳,脊髄に直接接している関係から,その検査は中枢神経系疾患の診断,治療,予後判定に非常に重要な情報を与える.しかし髄液採取は尿や血液に比較して患者の負担は大きく,それだけに検査をする者は慎重に取り行わねばならない.
髄液検査には,採取時,医師が行う液圧測定,Queckenstedt試験及び外観の判定があり,採取後検査として細胞数の算定,細胞分類,タンパク定量,グロブリン反応,糖及びクロールの定量,トリプトファン反応及びフィブリン析出の判定などがある1〜3).ここでは,検査技師が直接携わる採取後検査について述べることにする.
髄液は脳,脊髄に直接接している関係から,その検査は中枢神経系疾患の診断,治療,予後判定に非常に重要な情報を与える.しかし髄液採取は尿や血液に比較して患者の負担は大きく,それだけに検査をする者は慎重に取り行わねばならない.
髄液検査には,採取時,医師が行う液圧測定,Queckenstedt試験及び外観の判定があり,採取後検査として細胞数の算定,細胞分類,タンパク定量,グロブリン反応,糖及びクロールの定量,トリプトファン反応及びフィブリン析出の判定などがある1〜3).ここでは,検査技師が直接携わる採取後検査について述べることにする.
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