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文献詳細

雑誌文献

検査と技術5巻6号

1977年06月発行

文献概要

読んでみませんか英文論文

胃腸炎を伴う新生児にみられた胎児弧菌による敗血症

著者: 河合式子1 河合忠1

所属機関: 1自治医大臨床病理

ページ範囲:P.425 - P.426

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 はじめに―世界の文献の中で,ヒトの感染に関連したCampylobacter fetus―以前にはVibrio fetusとして分類されていた―の症例は100例足らずである.この微生物は,初めてMcFadyean and Stockmanによって畜牛から分類され,有蹄類において感染性流産や不妊症の原因菌として知られている.しかし,ヒトにおいても流産,胃腸炎,敗血症,感染性関節炎,局所性膿瘍,髄膜炎,ならびに心嚢炎の症例についてこのいわゆる"ひよりみ的"病原体が原因菌として報告されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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