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文献詳細

雑誌文献

検査と技術5巻7号

1977年07月発行

文献概要

マスターしよう基本操作

抽出・除タンパク

著者: 松村義寛1

所属機関: 1東京女子医大生化学

ページ範囲:P.541 - P.544

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 臨床化学検査は市販検査キットを用いる直接法が主流となっているので,抽出や除タンパクなどの前処理を行うことは随分と少なくなった.前処理には1時間はかかるうえに器具を必要とし,水洗,乾燥などの手間が多くなるからである.
 しかしながら直接法では,目標としない物質が混在したままで定量するのであるから,混在する他物質の干渉の程度によっては正しい成績が得られないことがある.抽出や除タンパクは干渉物質を除去して,より正確な結果を得ようとするものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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