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血漿フィブリノゲンの改良比濁定量法
著者: 河合式子1 河合忠1
所属機関: 1自治医大臨床病理
ページ範囲:P.585 - P.586
文献購入ページに移動 はじめに―凝固性タンパクの測定はフィブリノゲン定量の最も直接的な方法ではあるが,日常使用するには繁雑であろう.他の方法としては,塩析またはトロンビン・カルシウムの作用を利用した比濁法,トロンビン凝固時間及び免疫拡散法がある.
幾つかの方法を試みた結果,正確度及び便利さを考慮して我々はEllis-Stransky比濁法を選び,更に検討することとした.本報告では,プール血漿の凝固性タンパクを定量することによって標準化した本法に関する検討成績をまとめる,2つの異なった集団におけるフィブリノゲン量を検索した.
幾つかの方法を試みた結果,正確度及び便利さを考慮して我々はEllis-Stransky比濁法を選び,更に検討することとした.本報告では,プール血漿の凝固性タンパクを定量することによって標準化した本法に関する検討成績をまとめる,2つの異なった集団におけるフィブリノゲン量を検索した.
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