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技術講座 細菌
SalmonellaおよびShigellaの同定
著者: 田村和満1 坂崎利一1
所属機関: 1国立予防衛生研究所細菌第1部
ページ範囲:P.598 - P.600
文献購入ページに移動 SalmonellaおよびShigellaは細菌学の創始期から知られた病原菌で,それらによるチフス症,急性胃腸炎,あるいは赤痢は,今日では過去にみられたような大流行はほとんどなくなったとはいえ,腸管病原菌としての重要性は現在でもけっして失われていない.
これらの菌の分離と同定については,古来から,数えきれないほど多くの培地や方法が考案され,ここにことさらに述べるまでもないほどであるが,一応臨床細菌学の立場からそれらの要点を整理してみよう.
これらの菌の分離と同定については,古来から,数えきれないほど多くの培地や方法が考案され,ここにことさらに述べるまでもないほどであるが,一応臨床細菌学の立場からそれらの要点を整理してみよう.
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