文献詳細
文献概要
マスターしよう基本操作
臓器及び組織の固定法
著者: 杉山繁雄1 垣内洋1 高橋清之1
所属機関: 1京大病院中検
ページ範囲:P.621 - P.624
文献購入ページに移動固定を行う際には一般的には次の諸点に十分注意する必要がある.(1)検体は採取後できるだけ早く固定液に浸漬する.(2)固定液の量は組織の大きさの最低10倍量は必要である.(3)固定液は常に固定作用を十分有する新しいものを用い,一度使用したものは使い捨てる.(4)固定には一般的にホルマリン液が使用されるが,目的に応じ固定液を選ばなければならない.
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