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文献詳細

雑誌文献

検査と技術5巻8号

1977年08月発行

文献概要

実習日誌

実習中の見聞をこれからの糧に

著者: 菊池さゆり12

所属機関: 1東京文化医学技術専門学校 2慶応病院

ページ範囲:P.627 - P.627

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 昨年10月から始まった病院実習も,この4月でちょうど半年を迎え,時のたつ速さに驚いている.実習に入った当初は,ただただ緊張の連続で失敗ばかりしていた.一緒に実習に入っている友だちと昼時に病院の控室で食事をしていても,"疲れたネ"の連発であった.そして皆一様に病院実習と学内実習とではかなりの差があることを感じた.
 学内実習の主目的は基礎技術の習得,原理を理解すること,結果を正確に出すことにあり,そして1年の時からの講義を含めて,基礎となる内容は一とおり終了した段階で病院実習に臨むわけである.が,いざ実習に入るとすべてが初めて見る物,触れる物となってしまい,文字どおり手とり足とり教えていただかないと何もできない状態であった.そんな私たちも日増しに病院での生活に慣れていき,MTの方々のマンツーマンの指導によって,実習カリキュラムの内容も大変充実したものになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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