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卒後教育
著者: 天川勉1 北村清吉2 中野純一3
所属機関: 1聖マリアンナ医大病院中検 2東京医科歯科大附属臨床検査技師学校 3国立病院九州がんセンター検査科
ページ範囲:P.628 - P.629
文献購入ページに移動臨床検査の発展進歩を常に正しく捕らえ,新しい知識や技術を修得することの重要性は単なる義務ではなく,医療という場に職を持つ者には使命と言っても過言ではないと思う,現在,検査技師が卒後教育として学ぶための機会は比較的多く,各種の学会や講演会,地域技師会などの学術研修会,メーカーの主催する講習会などがあり,積極的に参加すれば大変な数になる.しかしこれらは技師の卒後教育として特別に企画されたものでなく,系統的な教育がなされることを望む声もある.私もここ数年間,地域技師会の学術研修活動の企画に参加してきたが,この種の研修会に参加する技師の顔ぶれが常に一定であり,多くの病院からの参加が期待できない現実がある.この原因としては種々の要因があるが,個々の技師の勉強や職業に対ずる意識の低さが原因の一つであることは確かである.しかしながら同時に忘れていけないのは,病院や検査室の管理者の無理解に起因するものが多いことである.
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