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文献詳細

雑誌文献

検査と技術5巻9号

1977年09月発行

文献概要

病気のはなし

ネフローゼ症候群

著者: 二瓶宏1

所属機関: 1虎の門病院腎センター

ページ範囲:P.646 - P.652

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 ネフローゼ症候群といえばいわゆるリポイドネフローゼを想定しがちであるが,その名のとおり決して単一の疾患名ではなく,種々の原因疾患によって起こってくる症候群の総称である、厚生省の編纂した特定疾患診断の手引きによれば,以下の基準をもってネフローゼ症候群と規定している1)
(1)タンパク尿:1日尿タンパク量が3.5g以上を持続する.(2)低タンパク血症;血清総タンパク量は6.0g/dl以下(低アルブミン血症とした場合は血清アルブミン(Alb)量3.0g/dl以下).(3)高脂血症:血清総コレステロリル値250mg/dl以上.(4)浮腫

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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