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血管穿刺トラブルに対しての超音波検査
著者: 山崎正之1
所属機関: 1大阪府済生会中津病院検査技術部
ページ範囲:P.74 - P.75
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血管内治療での穿刺部合併症は,穿刺部出血・血腫・仮性動脈瘤,血管攣縮,内膜損傷,血栓・塞栓,動静脈瘻などが挙げられます.近年は超音波ガイド下で血管穿刺を行う施設が多く,大阪府済生会中津病院でも以前と比べると穿刺部合併症は著しく減少しましたが,残念ながら年間にいくつかの症例が検査室で見つかっています.早い段階で合併症を診断するために,超音波検査は簡便に評価できるツールであるといえます.
血管内治療での穿刺部合併症は,穿刺部出血・血腫・仮性動脈瘤,血管攣縮,内膜損傷,血栓・塞栓,動静脈瘻などが挙げられます.近年は超音波ガイド下で血管穿刺を行う施設が多く,大阪府済生会中津病院でも以前と比べると穿刺部合併症は著しく減少しましたが,残念ながら年間にいくつかの症例が検査室で見つかっています.早い段階で合併症を診断するために,超音波検査は簡便に評価できるツールであるといえます.
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