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文献詳細

雑誌文献

検査と技術50巻10号

2022年10月発行

文献概要

技術講座 一般

汎用遠心機で行う髄液検体の集細胞塗抹標本の作製法(G法)

著者: 友田美穂子1

所属機関: 1がん研有明病院臨床検査センター検体検査部

ページ範囲:P.1152 - P.1157

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Point

●髄液検体の細胞数算定検査は髄液検査のなかで最も重要であり,迅速性や高い精度が要求される.

●より正確な鑑別をするために細胞塗抹標本の作製が望まれ,細胞収集装置を用いた方法が最も適した方法とされている.

●本稿で紹介するG法では,生化学検体や尿沈渣作製に用いる汎用の遠心機を用いて,少量の検体で簡単に集細胞塗抹標本の作製が可能である.

参考文献

1)日本臨床衛生検査技師会(監):髄液検査技術教本.丸善出版,2015
2)友田美穂子,高橋ひろみ,上東野誉司美,他:汎用スウィング型遠心機を用いた髄液集細胞塗抹標本作製の検討.医学検査 67:210-216,2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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