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文献詳細

雑誌文献

検査と技術50巻10号

2022年10月発行

文献概要

技術講座 生理

糖尿病のフットケア—臨床検査技師がもつべき知識と技術

著者: 清水康平1

所属機関: 1東邦大学医療センター大森病院臨床生理機能検査部

ページ範囲:P.1172 - P.1177

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Point

●下肢切断に至る原因の第1位は糖尿病であり,糖尿病性足病変は決して無視できない病態であるため,早期発見・早期介入が大事である.

●近年,糖尿病足潰瘍治癒過程モニタリングスケール(DMIST)が開発され,糖尿病性足潰瘍の評価方法として期待されている.

●検査準備や検査のときに検査所見だけでなく,患者状態の確認を行うことで気づきが生まれ,検査意義が何倍にも増す.

参考文献

1)上村哲司:糖尿病足病変に対する下肢切断術—その問題点と現状.創傷 3:196-200,2012
2)日本循環器学会,日本血管外科学会,日本インターベンショナルラジオロジー学会,他:2022年改訂版 末梢動脈疾患ガイドライン.2022(https://www.jsvs.org/ja/publication/pub_pdf/2022040801b.pdf)(2022年6月6日アクセス)
3)Feng Y, Schlösser FJ, Sumpio BE : The Semmes Weinstein monofilament examination as a screening tool for diabetic peripheral neuropathy. J Vasc Surg 50:675-682,2009
4)新城孝道:新城孝道のビジュアルガイド糖尿病フットケア.医歯薬出版,2011
5)Terashi H, Kitano I, Tsuji Y : Total management of diabetic foot ulcerations - Kobe classification as a new classification of diabetic foot wounds. Keio J Med 60:17-21,2011
6)Arisandi D, Oe M, Roselyne Yotsu R, et al : Evaluation of validity of the new diabetic foot ulcer assessment scale in Indonesia. Wound Repair Regen 24:876-884,2016
7)大江真琴,須釜淳子,真田弘美,他:糖尿病足潰瘍治癒過程モニタリングスケール(DMIST)の適用.日創傷オストミー失禁管理会誌 24:401-410,2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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