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書評
レジデントのための小児感染症診療マニュアル
著者: 森内浩幸1
所属機関: 1長崎大・小児科学
ページ範囲:P.1187 - P.1187
文献購入ページに移動「感染症学」と「小児科学」が有機的に結びついた傑作
齋藤昭彦氏はわが国の小児感染症診療を牽引する存在である.米国で本格的に小児感染症の診療と研究のトレーニングを受け,帰国後は国立成育医療研究センターを経て,新潟大学に移った後も国内の多くの小児科医に感染症教育を実践し育ててきた.その多くの仲間たち,弟子たちの協力の下で,本書が編纂されている.
本書は,齋藤氏が薫陶を受けた青木眞氏の『レジデントのための感染症診療マニュアル』の小児版というコンセプトで書かれたというが,単なるオマージュではなく「感染症学」と「小児科学」が有機的に結びついた傑作であり,今後わが国における小児感染症診療のバイブルとなるだろう.
齋藤昭彦氏はわが国の小児感染症診療を牽引する存在である.米国で本格的に小児感染症の診療と研究のトレーニングを受け,帰国後は国立成育医療研究センターを経て,新潟大学に移った後も国内の多くの小児科医に感染症教育を実践し育ててきた.その多くの仲間たち,弟子たちの協力の下で,本書が編纂されている.
本書は,齋藤氏が薫陶を受けた青木眞氏の『レジデントのための感染症診療マニュアル』の小児版というコンセプトで書かれたというが,単なるオマージュではなく「感染症学」と「小児科学」が有機的に結びついた傑作であり,今後わが国における小児感染症診療のバイブルとなるだろう.
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