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ワンポイントアドバイス
適切な画像を描出するために—先入観にとらわれないプローブ選択
著者: 小河純1
所属機関: 1横浜市立みなと赤十字病院検査部
ページ範囲:P.1188 - P.1189
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エコー(超音波)検査は全身を観察することができる検査であり,観察部位に適したプローブ(探触子)を使用することで良質な画像を得ることができる.一般的に腹部にはコンベックス,心臓にはセクタ,表在や血管にはリニアといったプローブを用いることが多い.しかし,こういった先入観にとらわれてしまうと重要な情報を見逃してしまう可能性がある.本稿では,心臓超音波検査(心エコー図検査)におけるそのような留意点について記述する.
エコー(超音波)検査は全身を観察することができる検査であり,観察部位に適したプローブ(探触子)を使用することで良質な画像を得ることができる.一般的に腹部にはコンベックス,心臓にはセクタ,表在や血管にはリニアといったプローブを用いることが多い.しかし,こういった先入観にとらわれてしまうと重要な情報を見逃してしまう可能性がある.本稿では,心臓超音波検査(心エコー図検査)におけるそのような留意点について記述する.
参考文献
1)竹本和司:心膜疾患の心エコー記録のコツ.心エコー 20:1244-1254,2019
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