文献詳細
疾患と検査値の推移
文献概要
Point
●原発性アルドステロン症は高血圧のなかでも頻繁に認められる二次性高血圧で,早期発見・早期治療により脳心腎障害を予防できる.
●スクリーニングにはアルドステロン/レニン比が用いられ,その後負荷試験,画像診断,副腎静脈サンプリングにて確定診断と病型分類を行う.
●副腎腫瘤は摘出により速やかにアルドステロン値が低下するのに対し,副腎過形成では内服治療を行うためアルドステロン値は高値を維持する.
●原発性アルドステロン症は高血圧のなかでも頻繁に認められる二次性高血圧で,早期発見・早期治療により脳心腎障害を予防できる.
●スクリーニングにはアルドステロン/レニン比が用いられ,その後負荷試験,画像診断,副腎静脈サンプリングにて確定診断と病型分類を行う.
●副腎腫瘤は摘出により速やかにアルドステロン値が低下するのに対し,副腎過形成では内服治療を行うためアルドステロン値は高値を維持する.
参考文献
1)日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会(編):高血圧治療ガイドライン2019(https://www.jpnsh.jp/data/jsh2019/JSH2019_hp.pdf)(2022年9月1日アクセス)
2)日本内分泌学会(監),日本内分泌学会「原発性アルドステロン症診療ガイドライン策定と診療水準向上」委員会(編):原発性アルドステロン症診療ガイドライン2021.日内分泌会誌 97(suppl),2021(https://www.jstage.jst.go.jp/article/endocrine/97/S.October/97_1/_pdf/-char/ja)(2022年9月1日アクセス)
掲載誌情報