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技術講座 生理
甲状腺超音波検査
著者: 志村浩己1
所属機関: 1福島県立医科大学医学部臨床検査医学講座
ページ範囲:P.126 - P.133
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●甲状腺内に未観察領域を残さないようにプローブ操作を行う.
●結節が認められた場合,診断基準の観察項目ごとに所見を評価・記録するとともに,結節内血流と結節の硬さの評価も加える.
●びまん性甲状腺疾患の超音波診断においては,腫大のみではなく,甲状腺内エコーの性状と血流の所見も評価する.
●甲状腺内に未観察領域を残さないようにプローブ操作を行う.
●結節が認められた場合,診断基準の観察項目ごとに所見を評価・記録するとともに,結節内血流と結節の硬さの評価も加える.
●びまん性甲状腺疾患の超音波診断においては,腫大のみではなく,甲状腺内エコーの性状と血流の所見も評価する.
参考文献
1)貴田岡正史,宮本幸夫,福成信博,他:甲状腺結節(腫瘤)超音波診断基準.超音波医 38:667-670,2011
2)Shimura H, Haraguchi K, Hiejima Y, et al : Distinct diagnostic criteria for ultrasonographic examination of papillary thyroid carcinoma : a multicenter study. Thyroid 15:251-258,2005
3)小林薫:甲状腺の悪性疾患 乳頭癌.日本乳腺甲状腺超音波医学会甲状腺用語診断基準委員会(編):甲状腺超音波診断ガイドブック 改訂第3版.南江堂,pp87-99,2016
4)志村浩己:『痛みを伴う甲状腺疾患』オーバービューと甲状腺囊胞による疼痛.乳腺甲状腺超音波医 10:13-17,2021
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