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文献詳細

雑誌文献

検査と技術50巻2号

2022年02月発行

文献概要

技術講座 その他

胚培養技術

著者: 宇津野宏樹1

所属機関: 1慶應義塾大学病院臨床検査技術室

ページ範囲:P.134 - P.143

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Point

●胚培養は体外受精治療の中核をなす技術です.責任が大きい一方で患者が妊娠・出産した場合には大きな達成感が得られる仕事です.

●胚培養の基本技術は,精子調整,検卵,媒精,顕微授精,受精確認,培養,胚評価,凍結保存,胚移植です.ほとんどが顕微鏡下で胚や配偶子を観察・操作する技術です.

●胚培養の注意点は,取り違えを防ぐこと,胚や配偶子を紛失しないこと,胚や配偶子にストレスを与えないことです.

参考文献

1)寺田幸弘,木村直子,高橋俊文,他:我が国における生殖補助医療胚培養士の現状2015—生殖補助医療胚培養士および管理胚培養士の資格審査結果の解析.日本卵子学会誌 1:15-21,2016
2)Alpha Scientists in Reproductive Medicine and ESHRE Special Interest Group of Embryology : The Istanbul consensus workshop on embryo assessment : proceedings of an expert meeting. Hum Reprod 26:1270-1283,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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