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文献詳細

雑誌文献

検査と技術50巻5号

2022年05月発行

文献概要

FOCUS

わが国における臨床検査技師の教育システム

著者: 坂本秀生1

所属機関: 1神戸常盤大学保健科学部医療検査学科

ページ範囲:P.508 - P.511

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はじめに

 わが国の臨床検査技師国家試験受験資格は,「臨床検査技師等に関する法律」(以下,臨検法)にて“指定校で三年以上検査に必要な知識および技能を修得した者”,“医学,歯学,獣医学または薬学の卒業者,または科目承認校で検査に必要な知識および技術を有する者”,外国で教育を受けた者として“指定校と同等以上の知識および技能を有する者”と大きく3区分される.

 本稿では,わが国で教育を受けた場合に焦点を当て,わが国における臨床検査技師の教育システムにおける,“指定校”と“科目承認校”について解説する.

参考文献

1)三村邦裕:はじめに 臨床検査技師教育の変遷と問題点.医療と検機器・試薬 37:457-462,2014
2)厚生労働省:臨床検査技師学校養成所カリキュラム等改善検討会 報告書(https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000620490.pdf)(2022年1月26日アクセス)
3)奥村伸生:臨床検査技師学校養成所のカリキュラム変更.検と技 49:774-776,2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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