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文献詳細

雑誌文献

検査と技術50巻5号

2022年05月発行

文献概要

臨床医からの質問に答える

尿蛋白検査で定性法(試験紙法)と定量法での結果の乖離の原因について教えてください.

著者: 岩津好隆1

所属機関: 1自治医科大学分子病態治療研究センター抗加齢医学研究部

ページ範囲:P.552 - P.555

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はじめに

 定性法(試験紙法)は,定量法より信頼性が低いですが,尿蛋白検査において,試験紙法が陰性であれば尿蛋白なしと判断し,“問題なし”または“減少”と判断することや,陽性であれば尿蛋白ありと判断し,“慢性腎臓病”または“増加”と判断することが少なからず存在しているのも事実です.本稿では,試験紙法と定量法の原理と蛋白種への反応性の違い,試験紙法の偽陽性や偽陰性が多くなる要因について主に述べていきます.

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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