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文献詳細

雑誌文献

検査と技術50巻8号

2022年08月発行

文献概要

トピックス

バイオリポジトリ技術管理士(BiTA)認定試験

著者: 池田純子1

所属機関: 1一般社団法人日本生物資源産業利用協議会(CIBER)

ページ範囲:P.790 - P.793

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生体試料の管理,保管

■バイオバンク

 バイオバンク・ジャパン(2003年開始)や東北メディカル・メガバンク機構(2012年開始)に代表されるように,わが国においても生命科学分野の研究基盤としてのバイオバンクが広く認識されるところとなった.これらのバイオバンクに集積されている生体試料やデータは広く研究者に利用されるところとなり,共同研究を促進し論文発表などの研究成果につながっている.国立がん研究センターなどの国立医療研究センター6施設によるナショナルセンター・バイオバンクネットワーク(2011年開始)も国立系の施設が一丸となって早期から活動を開始している.これら3大メガバンクといわれるバンクを中心に,現在では国内各地の大学や医療機関にもバイオバンクを設置したり,あるいはバイオバンキング事業を行ったりする動きが活発になっている.

参考文献

1)International Biological and Environmental Repositories(ISBER):Best Practices-Choose Your Language(https://www.isber.org/page/BP_choose_language?)(2022年5月19日アクセス)
2)日本規格協会グループ(JSA GROUP):JSA GROUP Webdeskホームページ(https://webdesk.jsa.or.jp/)(2022年4月13日アクセス)
3)Council for Industrial use of Biological and Environmental Repositories (CIBER):バイオリポジトリ技術管理士(BiTA)(https://ciber.or.jp/ja/bita-taisaku/#bita-taisaku-top)(2022年4月13日アクセス)
4)ISBER:Qualification in Biorepository Science (QBRS)(https://www.isber.org/page/qualification/)(2022年4月13日アクセス)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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