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文献詳細

雑誌文献

検査と技術50巻9号

2022年09月発行

文献概要

増大号 希少例と特殊像がわかる! エコーの撮り方完全マスター

Ⅲ章 消化管

著者: 長谷川雄一1 万代恭史2

所属機関: 1成田赤十字病院検査部生理検査課 2成田赤十字病院消化器内科

ページ範囲:P.933 - P.954

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❶ 急性胃粘膜病変と鑑別疾患

急性胃粘膜病変(acute gastric mucosal lesion:AGML)は,上腹部症状と胃粘膜の異常所見から提案された疾患概念で,内視鏡で胃内に多発する出血,びらん,浮腫,不整形の急性潰瘍を認める場合,AGMLと診断される.AGMLの要因として,高度なストレスに伴う潰瘍は胃体部に多く,薬剤起因性の場合は胃前庭部を中心に出血性の黒苔を伴う多発性不整形びらんや急性潰瘍を認める場合が多い.

参考文献

1)畠二郎,眞部紀明,楠裕明,他(著),春間賢(編):消化管超音波診断ビジュアルテキスト.医学書院,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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