文献詳細
文献概要
増大号 希少例と特殊像がわかる! エコーの撮り方完全マスター
Ⅲ章 消化管
著者: 長谷川雄一1 万代恭史2
所属機関: 1成田赤十字病院検査部生理検査課 2成田赤十字病院消化器内科
ページ範囲:P.933 - P.954
文献購入ページに移動急性胃粘膜病変(acute gastric mucosal lesion:AGML)は,上腹部症状と胃粘膜の異常所見から提案された疾患概念で,内視鏡で胃内に多発する出血,びらん,浮腫,不整形の急性潰瘍を認める場合,AGMLと診断される.AGMLの要因として,高度なストレスに伴う潰瘍は胃体部に多く,薬剤起因性の場合は胃前庭部を中心に出血性の黒苔を伴う多発性不整形びらんや急性潰瘍を認める場合が多い.
参考文献
掲載誌情報