文献詳細
文献概要
技術講座 生理
緊急報告すべき心電図所見
著者: 石崎一穂1
所属機関: 1社会福祉法人三井記念病院臨床検査部
ページ範囲:P.30 - P.36
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●最初に検査結果を知る検査技師は,正しい判断と的確な対応が求められます.
●いわゆる“パニック所見”は,緊急性が高い所見なので,直ちに医師へ報告して指示を仰ぐ必要があります.
●“パニック所見”以外にも,依頼医師が予期していない所見も報告が必要な場合があります.
●心電図所見を正確に伝えるためには,被検者の状態把握と追加誘導記録や記録時間から得られる情報も必要です.
●最初に検査結果を知る検査技師は,正しい判断と的確な対応が求められます.
●いわゆる“パニック所見”は,緊急性が高い所見なので,直ちに医師へ報告して指示を仰ぐ必要があります.
●“パニック所見”以外にも,依頼医師が予期していない所見も報告が必要な場合があります.
●心電図所見を正確に伝えるためには,被検者の状態把握と追加誘導記録や記録時間から得られる情報も必要です.
参考文献
1)Lundberg GD : Panic values five years later. Lab Observer 9:27-34,1977
1)小宮山恭弘,脇英彦(監),生理検査パニック値(像)の運用指針ワーキンググループ(編):一発解決 パニック値(像)と遭遇したときの対処法.じほう,2018
2)日本循環器学会,日本冠疾患学会,日本胸部外科学会,他:急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版)(https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2018_kimura.pdf)(2022年10月24日アクセス)
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