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文献詳細

雑誌文献

検査と技術51巻12号

2023年12月発行

文献概要

技術講座 病理

ナフトールAS-Dクロロアセテートエステラーゼ・ギムザ重染色

著者: 田邉一成1

所属機関: 1杏林大学医学部付属病院病院病理部

ページ範囲:P.1326 - P.1331

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Point

●脱灰には中性脱灰液を選択してください.

●調整する試薬が多いですが,ほとんどが長期保存可能です.

●薄い薄切が,観察良好な標本につながります.

●透徹工程で脱色されることを考慮し,AS-D染色は濃くしっかりと染色します.

参考文献

1)渡辺明朗.ギムザ染色とナフトールAS-Dクロロアセテートエステラーゼ染色.新潟臨検技会誌.2014;54:47-51.
2)引野利明,他.Naphthol AS-D chloroacetate esterase染色のための脱灰法の検討.衛検.1989;38:1035-1040.
3)鈴木孝夫,他.急速凍結保存液を用いた簡便な染色法の検討—Naphthol ASD Chloroacetate Esterase染色・鍍銀染色・Acetylcholine Esterase染色への応用.医学検査 2016;65:204-208.
4)小松英昭,古沢新平.エステラーゼ,脱水素酵素類およびホスフォリラーゼの染色.臨病理.1978;34:67-83.
5)松谷章司.ナフトールAS-Dクロロアセテートエステラーゼ染色.検と技.1989;17:1173-1177.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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