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文献詳細

雑誌文献

検査と技術51巻12号

2023年12月発行

文献概要

Q&A 読者質問箱

がん遺伝子検査に提出予定の検体で脱灰が必要な場合,どんな脱灰液が推奨されますか?

著者: 林衛1

所属機関: 1関東労災病院病理診断科

ページ範囲:P.1374 - P.1376

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Q がん遺伝子検査に提出予定の検体で脱灰が必要な場合,どんな脱灰液が推奨されますか?

A 硬組織を含む検体を用いてがん遺伝子検査をする可能性がある場合は,酸脱灰を回避しEDTA脱灰を行うべきであることが推奨されています.

参考文献

1)青木裕志.脱灰法.日本臨床衛生検査技師会(監).JAMT技術教本シリーズ 病理検査技術教本.丸善出版,2017:pp.53-59.
2)磯﨑勝.病理組織標本作製における各種脱灰方法の選択.検と技.2016;44:750-758.
1)一般社団法人日本病理学会(編).ゲノム研究用・診療用病理組織検体取扱い規程 初版第3刷.羊土社,2021:p.95,p.111,p.133.
2)渡辺明朗.脱灰の原理とポイント.第105回日本病理組織技術学会,2022.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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